【高齢者の薬もらいすぎ問題】父の薬を減らしてみました。その影響は?【体験談】

こんにちは、武蔵です。

今日は父の薬を減らしてみた話をしてみたいと思います。

父は退職後73歳になってからがんを患いました。

それも三か所で膀胱がん、喉頭がん、前立腺がんです。

転移ではなくそれぞれ原発性でした。

幸い有名な大学病院で名医に恵まれたのか、腹腔手術や放射線治療をした結果、10年以上たった今でも元気に生きています。

がんは完治したものの、年を重ねるとともにあちこち悪いところがでてきてしまい、それに伴いだんだん薬の種類、量も増えていきました。

高血圧の薬、呼吸器の薬、便を柔らかくする薬、認知症の薬、睡眠導入剤、鎮痛剤などなど、気づけば、昨年の時点で貼り薬や吸入薬、塗り薬も含めて20種類くらいにもなってしまいました。

さらに、新たに前立腺がんの数値が高まったとのことで別の病院からも薬が処方され朝、昼、夕、晩と多量の薬を服用することになりました。

毎食後の服薬や座薬、浣腸などもあり大変な手間がかかりますし、医療費もバカになりません。

一番心配なのは副作用の問題です。

最近、雑誌やテレビでも無駄な薬が処方され、返って具合を悪くしているといった声が聞こえるようになっていますよね。

東京大学大学院医学系研究科教授である秋下雅弘(あきした・まさひろ)氏著の「薬は5種類まで 中高年の賢い薬の飲み方 」(PHP新書)を引用します。

『薬の種類が増えるほど、副作用のリスクが高まります。それを病気と勘違いし、さらに薬が増えてしまう。そんな悪循環がいま起きているのです。よく眠れないからといって飲む睡眠薬のせいで、足元がふらついて転倒したり、認知機能が落ちてしまったりするのです。胃薬を飲むと意識がもうろうとなったり、降圧剤でも認知症状を引き起こしたりします。「年のせいで」物忘れや認知症や転倒が起きていたのではありません。薬の飲みすぎによって、あたかも老人特有の症状を作り出してしまったのです。』

これはまさに私の父に当てはまる状態であると思いました。

そんな折り、デイサービスからの帰宅時、父の腕や身体に赤紫色の水ぶくれのような湿疹が広範囲にできていました。

薬疹かどうかはわかりませんでしたが、主治医に電話をして当分の間飲み薬は中止させることにしました。

しばらくすると湿疹の症状は自然に収まりました。

このことをきっかけに、薬をそのまま減らしてみることを決断しました。

医療の素人である私が薬を減らすことを告げるのはなかなか言いづらく悩みました。

しかし、薬を減らしてもらうこと、月1回の通院を2ヶ月に1回にしてもらいたいと主治医にハッキリと告げました。

主治医は意外にもあっさり受け入れてくれてホッとしました。

思い切って言って良かったです。

薬を減らしてから半年以上経ちますが、今のところ毎冬苦しんだ呼吸器の発作や頻尿、便秘もなくなり、返って体調がよくなりました。

皆さんも薬や治療方針、介護方針に疑問に感じたら、思い切って相談したり、見直してみるのも良いかもしれません。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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